このページでは2023年末に向けて
郵便局で喪中はがきが買えるか?販売されているか?
など、郵便局での喪中はがきの取り扱い状況について解説しています。
喪中はがきの販売方式について、お年玉くじつきの年賀はがきと同じような販売スタイルを思い浮かべている人が多いと思います。
しかしながら郵便局で販売される「喪中はがき」とは
- あいさつ文(裏面)が印刷済みのはがきセット
- 無地の“弔事用”郵便はがき
の2つことを指します。
※郵便局にはハガキ印刷サービスもあります。(下述)
ということで、郵便局で喪中はがきを入手する方法について解説していきます。
【目 次】
郵便局で喪中はがきを入手する3つの方法、値段とデザインは?
- 【印刷済み】喪中はがきの既製品を購入
(切手付き、あいさつ文が印刷済み) - 【はがき印刷サービス】を使う
(挨拶文はセミオーダー、宛名印刷も可能) - 無地の「弔事用はがき」を買って自作
(文面作成と印刷は自分で行う)
郵便局で喪中はがきを入手する方法については、大きく分けて3つの方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあります。
必要枚数や、自宅でパソコンやプリンターが使えるとか、自分の都合や状況にあわせて方法を選ぶと良いでしょう。
時間や労力や、精神的な負担も考慮しましょう。
ではひとつずつ解説します。
参考情報
※2023年11月5日現在のもの
※わかりやすいように5社にしぼってグラフ化しています
※最安値のデザインの【裏面のみ】の料金で比較(税込)
【PR】圧倒的な安さ!
9/18まで65%off
【郵便局で喪中はがき】方法①【文章とデザインが印刷済み】喪中はがきの既製品を購入する
※昨年2021年度発売中のパッケージ商品の写真
郵便局では、2023年は9/29(金)より、挨拶文(裏面)が印刷済みの喪中はがき(郵便はがき)の既製品のセット商品が販売されます。
このの既製品のセットとしては、以下の3種類が購入できます。
①一般的な 喪中はがき既製品 |
②箔押し 喪中はがき既製品 |
③喪中文面の 寒中見舞い |
|
---|---|---|---|
セット | 郵便はがき (5枚一組) |
郵便はがき (5枚一組) |
私製はがき (5枚一組) |
デザインの選択肢 | 2つ | 2つ | 4つ |
切手デザイン | 胡蝶蘭 | 胡蝶蘭 | 切手なし |
価格 (税込) |
620円 | 720円 | 280円 ※切手代は含まず |
※表は横スクロールできます。
上掲の写真で左が「①一般的な喪中はがき」、右が「②箔押し喪中はがき」です。
写真ではわかりにくいと思いますが、右側のほうが高級版となっており、模様のふちどりには銀色の箔が施されています。
この喪中はがきの既製品セットは郵便局の一般的な営業日で購入可能です。
時期が来ると郵便局店頭の専用ラックで陳列されていると思います。
※郵便局の印刷済み喪中はがきのラック
※上図写真は少し古くて、価格は新しく改訂されています。
(東京都豊島区「池袋駅前郵便局」にて撮影)
これら「印刷済みの喪中はがき」についての郵便局公式の案内ページはこちら↓です。
注意していただきたいのは、この印刷済みの喪中ハガキにはデメリットもあります。
差し出す枚数が多かったり、また文面や見た目にこだわるなら、カスタマイズ可能な「はがき印刷専門」の業者を使ったほうがいい場合もあります。
おすすめ業者 → ネットスクウェア【PR】
まず既製品についての下記デメリットを確認してから購入することをおすすめします。
郵便局の【印刷済みの喪中はがき(既製品)】の注意すべき5つのデメリット
- 枚数が多い場合は割高となる
- 故人についての情報は手書きせざるを得ない
- デザインが2パターンしか無い
- 郵便局が休日なら購入できない
- 売り切れのリスク?
もし差し出す喪中はがきの枚数が少なくて、亡くなった故人の情報を特に書き加える必要がないのであれば、この印刷済み喪中はがきはオススメだと思います。
ただ、差し出す枚数が多い場合は、ネット専業の印刷業者を使ったほうが、安くて簡単です。
以下、5つのデメリットについて詳細を解説します。
デメリット①枚数が多い場合は割高となる
枚数別コスト (税込) |
郵便局の 印刷済み喪中はがき (5枚一組620円) |
ネットスクウェア (早割価格65%off) |
---|---|---|
10枚 | 1,240円 | 1,947円 |
20枚 | 2,480円 | 2,598円 |
30枚 |
3,720円 |
3,251円 |
40枚 |
4,960円 |
3,948円 |
50枚 |
6,200円 |
4,627円 |
60枚 |
7,440円 |
5,421円 |
70枚 |
8,680円 |
6,167円 |
100枚 |
12,400円 |
8,275円 |
上の表では、枚数別で、
- (左)郵便局で販売される5枚一組の印刷済み喪中はがき
- (右)はがき印刷専門業者「ネットスクウェア」の最安デザイン+郵券代+送料無料
の双方を比較してみています。(9/2時点)
【PR】圧倒的な安さ!
9/18まで65%off
ごらんのように20枚ぐらいまでであれば、ぎりぎりコスト的には郵便局の印刷済みのパッケージ商品の喪中はがきを買ったほうが良さそうですね。
ただし、この20枚については故人の情報は、手書きか、自宅のプリンターで重ね刷りするとか、の手間が必要です。
デメリット②故人の情報は手書きせざるを得ない
この印刷済みの喪中はがきを使って亡くなった故人の情報を知らせたい場合、どうするか?
手書きするか、自宅のプリンターを使って無理やり上書きするか、という手段しかありません。
字が下手な人なら、はがきの「見た目」「体裁」の問題もありますね。
また、年末に向かう忙しい中で、故人の情報を書き加える作業量と労力、精神的な負荷も大きくのしかかってくることになります。
有料のハガキ印刷サービスを使えば大幅にコスト高になるか?というと、枚数にもよりますが、上表の料金比較にあるように、そんなことはありません。
他のページでも解説していますが、安くて品質もいい、おすすめの喪中はがきの印刷サービスは、この2社です。
デメリット③デザインが2パターンしか無い
郵便局で販売される印刷済み喪中はがきには
「一般用(安め)」
「箔付きの高級版」
の2パターンしか選択肢がありません。
(上の写真参照)
ネットのハガキ印刷サービスならば、デザインとあいさつ文の選択肢は大量に用意されています。
格安の「ネットスクウェア(PR)」で選べるデザインは、モノクロ・カラー合わせて178パターン。
ネット通販実績No.1の「おたより本舗(PR)」では、397のデザイン選択肢、や箔付きの高級はがき(私製はがき)なども選べます。
趣味のイラストが入ったものや、おたより本舗では写真入りの喪中はがきも作ることが可能です。
どちらも挨拶文も組み合わせで何通りも選ぶことも可能です。
これによって、コストが激高になるわけではありません。
デメリット④郵便局が休日なら購入できない
「喪中はがきの準備、そのうちにやります」で、あっというまに師走の声が近づいてきて・・・
はい、気がつけば11月最後の土日・・・なんてことが往々にしてありがちですね。
じゃあコンビニで!
と思う人も多いと思いますが、実はコンビニは喪中に関してはほとんど役に立たないと思っていただいたほうがいいと思います。
→ 喪中はがきはコンビニ、セブンイレブンで買える?売ってる?販売や印刷は?
また文房具屋さんなどでも、切手がついていない私製はがきの印刷済みの喪中はがきは購入可能だと思いますが、切手を自分で貼る必要があります。
その切手ですが・・・
コンビニでは弔事用と言われている“花文様”と呼ばれる切手も、ほぼ取り扱いは無いと思っていいです。
つまり、挨拶文が印刷済みの喪中はがきを使う場合は、郵便局の営業時間内に購入する必要があります。
デメリット⑤売り切れのリスク?
これは勝手な想像ではありますが・・・
郵便局の印刷済みの喪中はがきの「在庫が大量か?」というと、年賀はがきほどではないだろうと思います。
大きな郵便局には在庫は多めでも、小さな郵便局では?
いずれにしろ、季節が進めば、在庫切れの可能性もとても高い、という意識は持っていたほうが良いと想像します。
ということで、例年10月あたま(今年は9/29)から郵便局で販売される「挨拶文が印刷済みの喪中はがき」について解説しました。
郵便局の【印刷済みの喪中はがき】のメリット
もちろん郵便局の【印刷済みの喪中はがき】には大きなメリットがあります。
まずは、郵便局という安心感・信頼感。
喪中はがきは法事ごとなので先様に失礼があってはまずいですし、故人に報いるためにもきちんとした対応をしたい中で、やはり郵便局の安心感は絶大ですね。
また差し出す枚数が少ないならコストもかからず、故人の情報を手書きで書き添えても問題ないでしょう。
ちなみに、郵便はがき(いわゆる官製はがき)に印刷された印刷済みの喪中はがきは、郵便局以外では年賀状ほどの量は出回ってきません。
流通しているものの中には“私製はがき”も多く、弔事用切手を貼る必要が出てきます。
つづいては、郵便局でも喪中はがき印刷サービスを実施していますので、その印刷サービスによって喪中はがきを準備する方法ついて解説しますね。
【郵便局で喪中はがき】方法②【はがき印刷サービス】を使う
上の「印刷済みの喪中はがき」のデメリットを解消するためには、はがき印刷サービスを利用することで、ほとんどの問題が解消されると思います。
そして、郵便局でも「はがき印刷サービス」が提供されています。
局店頭で紙の申込書でも注文できますし、webサイトも充実しているのでネット注文もできます。
上の写真にあるように、郵便局に行くと今年もすでに、喪中はがき・年賀状のはがき印刷のパンフレットが設置されています。
(喪中はがき印刷は、例年、9月受け付けスタート)
この郵便局のはがき印刷サービスの利用方法はとても簡単です。
このパンフレットの指示に従ってデザインを選んで申込書を記入し、郵便局で申し込めば、刷り上がったハガキは通常の郵便物と一緒に配送してもらえます。
(会員登録すれば送料は無料)
この郵便局の印刷サービスは専用のwebサイト↓も用意されています。
郵便局の印刷サービスでも、ネット利用のほうが、限定デザインもあったり、料金的にも優遇されている部分がありますので、スマホやパソコンが使える人ならネット経由で申し込んだほうが楽ですしコスト的にもお得です。
ただし、郵便局の喪中はがき印刷サービスですが、大きなデメリットとしては、かなり料金が高め、です。
料金で言えば、「ネットスクウェア(PR)」が圧倒的に安く実績も十分でおすすめです。
【PR】圧倒的な安さ!
9/18まで65%off
郵便局の喪中はがきや年賀状の印刷料金は、正直言ってかなり高い
印刷会社 | 郵便局 | ネット スクウェア |
おたより 本舗 |
---|---|---|---|
デザイン数 | 39件 | 178件 | 398件 |
早期割引率 | ~11/7 25%off |
~9/18 65%off |
~9/25 50%off |
10枚 | 2,395円 | 1,317円 | 1,749円 |
50枚 | 3,310円 | 1,477円 | 2,673円 |
100枚 | 4,645円 | 1,975円 | 3,597円 |
150枚 | 5,485円 | 2,582円 | 3,696円 |
200枚 | 6,370円 | 3,052円 | 4,983円 |
※9/2現在の料金、税込
※はがき裏面印刷費のみの比較、切手代は含まない
※郵便局はweb割引15%と会員割引10%の計25%offとメルマガ登録の200円offの金額
※各社、最安デザインの料金で比較
郵便局の喪中はがき印刷サービスの料金について、他のハガキ印刷専業サービスと比較してみました。
この表にあるように郵便局の印刷サービスの価格設定は、かなり高額であることがわかると思います。
たとえば、50枚でみると、ほぼ業界最安と言ってよい「ネットスクウェア(PR)」は郵便局の印刷料金より2000円近い安さで、ネット通販のハガキ印刷実績No.1の「おたより本舗(PR)」も600円以上も安くなっています。
さらにここに加えてはがき代(切手代)がかかってくると、総額が気になるところですね。
ちなみに両社は実績も十分で、それぞれデザイン数の選択肢も豊富です。
サイト管理人の私も、両社とも使った経験がありますが、印刷品質の面でも全く問題ないです。
郵便局の印刷サービスは、もちろん安心感は高いのですが、もしコストにこだわるなら民間のサービスを利用するほうがオススメです。
残念ながら・・・郵便局の印刷サービスは料金的に高めです。
(詳細は別ページで: 喪中はがき印刷が安い!ネット印刷の早割料金の格安比較(最安ランキングなど))
宛名印刷の値段も高い郵便局の喪中はがき印刷サービス
【宛名印刷の料金比較】
郵便局 | 基本料金1,100円+@31円/枚(税込) |
---|---|
ネットスクウェア | 無料 |
おたより本舗 | 無料 |
宛名印刷を加えた場合に、郵便局の印刷サービスの料金はどうなのか・・・?
というと、この表をご覧の通り、やはり郵便局はとても高い、といえると思います。
「ネットスクウェア」「おたより本舗」では、挨拶文面の印刷料金の範囲で無料で宛名印刷してもらえます。
郵便局の印刷では、喪中はがきのデザイン選択肢が少ない
【喪中はがきのデザイン数】
郵便局 | 39点 |
---|---|
ネットスクウェア | 178点 |
おたより本舗 | 398点 (写真入りタイプも有り) |
喪中はがきなので、そんなにたくさんデザインパターンや文例の選択肢があってもしかたがないですが、喪中はがきのように、気持ちが入る挨拶状の場合は、なんというか直感のように気に入ったデザインを使いたい、ということもあると思います。
いわゆる定番のシンプルな文字だけの定番タイプで済ませる人が大半だと思います。
が、会社によっては「おたより本舗(PR)」のように写真入りの喪中はがきのデザインパターンも用意されています。
人によっては、最近ではペットの喪中はがきを作るような場合もあると思います。
この場合は写真入パターンは重宝しますよね。
ということで、デザイン面でも郵便局の印刷サービスは分が悪いですね・・・。
【郵便局で喪中はがき】方法③「弔事用はがき(無地)」or「弔事用切手」を使って作成する方法
(上図は、弔事用・法事用とされている胡蝶蘭の切手デザインのはがき。詳細)
郵便局で販売されているいわゆる無地の【郵便はがき】の中には弔事用・法事用として「胡蝶蘭(こちょうらん)」の切手デザインのものが用意されています。
喪中はがき用、法事・弔事の案内状用としては、この「胡蝶蘭」のはがきが適しています。
自宅のインクジェットプリンターを使う場合は、その旨を伝えてインクジェットプリンター用のはがきを購入しましょう。
また、私製はがきで喪中はがきを作る場合は、当然、切手が必要ですね。
郵便局で言うところの「普通切手」の中に、1つだけ弔事用と明記されている「花文様」の切手(下図)が用意されていますので、私製はがきにはそれを貼り付けるようにしましょう。
これらの弔事用はがきや切手は郵便局店頭で年中いつでも販売されていますので、いつでも購入することができます。
店頭で「喪中はがき用」と伝えると、まず間違いがないでしょう。
喪中はがき用の切手はどれを使う?入手方法は?弔事用切手と弔事用はがきについて
ちなみに、郵便はがきとしては「胡蝶蘭」以外に「ヤマユリ」「ヤマザクラ」という2種類の切手デザインのものもあります。
が、「寒中見舞いや喪中欠礼はがきにもご利用いただけます。」という解説が入っているのは胡蝶蘭のはがきだけです。
実は、マナー的に喪中はがきとしてどのはがきを使っても問題はない、とは言われてきました。
が、昨今、印刷業者も含めて「喪中はがき、といえば、胡蝶蘭」というイメージが定着してきています。
ですので、あえてこの流れに反する必要もないと思いますので、喪中はがきには「胡蝶蘭」、または弔事用切手を使うことをおすすめします。
コンビニでは「弔事用はがき(無地)」or「弔事用切手」は売っている可能性は低い
コンビニでは「胡蝶蘭」のハガキ、あるいは弔事用切手が販売されている可能性はとても低いです。まず当てにしないでください。
一般的な郵便はがきの「ヤマユリ」「ヤマザクラ」はコンビニでも買えますし、一般的な切手も購入できます。
郵便はがきの「弔事用はがき(無地)」を使って喪中はがきを作成する方法
自分でデザインしてデジタルデータを作成し、普通の官製ハガキを使って自分の家庭用プリンターで印刷する場合には、インクジェット用のはがきを指定して購入するようにしましょう。
大量に送る場合には家庭用のインクジェットプリンターでは時間もかかりますし、インク代もそれなりにかかります。
また、コンビニのコピー機の用紙をはがきに差し替えることでプリントサービスを利用することも可能です。
喪中はがきの作成方法については以下ページを参照ください。
【2023年】喪中はがきの作成、注文方法、喪中ハガキの宛名印刷について
郵便局以外で喪中はがきを用意するには?
世の中には郵便局以外でも喪中はがきの用意をすることが可能です。
別のページで喪中はがきの販売や購入方法全般について解説していますので、よかったらこのページも参考にしてみてください。
→ 喪中はがきの販売、どこで買える?【2023年秋の最新情報】
そもそも喪中はがきはいつまでに出すべき?
そもそも、喪中はがきは「いつまでに出すべき?」については、こちらのページでまとめていますので参照ください。
慌てる必要はありませんが、ただし受け取る側のことを考慮すると、望ましいタイミングがありますね。
喪中はがきを出す場合は、どの間柄の不幸まで?
喪中はがきを出す場合の対象となる不幸は、どの間柄までか?まよう場合もあると思います。
結論としては、ご本人が“喪に服したい”と思う気持ちがあれば、出してもいいのではないか、と考えて良いと思います。
最近ではペットがしんでしまって喪に服す人も増えているようです。
別ページでまとめています。
喪中はがきは誰まで?どこまで出す?続柄?(年賀の挨拶を欠礼すべき間柄の範囲)
まとめ:郵便局で喪中はがきを用意するには?
ということで、郵便局で喪中はがきを用意する3つの方法について解説しました。
ただし、おすすめは、残念ながら郵便局というより、他の民間業者、つまりネットで完結できるハガキ印刷専業の印刷サービスです。
印刷済みの喪中はがきは故人の情報が印刷としては盛り込めず、また枚数が多い場合はコスト高となります。
コスト削減ということだけでなく、労力削減、精神的な負担削減、も含めて検討したいということならば、ネットスクウェアやおたより本舗等の年賀状・喪中はがきに特化した印刷サービスがおすすめです。